IXYgirlのエトセトラ

「ギターミュージッククラブ」HPの管理人、IXYgirlのブログです。
ギターとはあまり関係のない内容になっていますのでご了承ください。
「火花」を読んでみた
4つ葉のクローバー
今日はあのベストセラー「火花/又吉直樹」を読んでいました。
連休前に同じ職場のマイコさんに借り、私は代わりに「ソロモンの偽証」全6巻を貸してあげたので、お互い読書の夏です。

読者レビューは賛否両論らしいですね。意見がわかれるの、わかります。
私は純文学というジャンルをほとんど読んでいないのでピンとこないのかと思いましたが、同じように感じた人は多いみたいです。

まず文章に力強さがない。稚拙な感じがしました。言葉のチョイスがイマイチイマニ。素人以上プロ未満という感じ。
私がどうして本を読むのが好きかというと文章に飲み込まれたいから、力強い文章にぐいぐい引っ張られたいから、です。この本にはそれがなかった。

ストーリーはお笑い芸人同士の師弟愛やコンビ愛の日常を淡々と描いていて、お笑い芸人が普段言ってそうな会話がたくさん出てきます。私はお笑い大好きなのでじんわり来る笑いを面白いと思ったのだけれど、年配の方、お笑いに興味のない方はどう思ったか気になりました。お笑いに興味がなかったらなんのこっちゃ、という会話だらけでした。

小説というよりは又吉直樹のエッセイ、と捉えると抵抗なく読めました。
これが芥川賞受賞作?!いいんでしょうか。

と毒だらけの感想を述べてしまいましたが、実は号泣しました。最後、涙が止まらなくてずっと泣いていました。つまり感動してしまったということです。稚拙なのに。イマイチなのに。

小説の良しあしは置いておいて、今回のこのフィーバー、単純にうれしいです。大勢の人が本を手に取ってくれたことがうれしくてしょうがない。(って出版社関係者か)
又吉さんにはどんどん書いていってほしい。そして出版業界を盛り上げていってほしいです。(ってやっぱり出版社関係者か)

私今までこのブログでいろいろ本を紹介してきましたが、もし読んでみたい本があったら言ってください。お貸しします。なんでしょうねー、少しでも読書に親しんでもらえたらいいなと思いました。

暑いときこそクーラーの効いた室内で読書、でしょ。
インドアばんざい!
| 本の話 |
流星ワゴン
4つ葉のクローバー
昨日から5連休に入りました。GWの12連休を考えると5連休なんてまばたきほど一瞬だと思ってしまう。きっと日曜日には5日間なにやってたんだろうと反省猿になっていることでしょう。だって今日はすでに2日目。この2日間なにやってた?

「流星ワゴン/重松清」を読んでいました。
ギター合宿へ行ったとき「流星ワゴンよかったよね」とおじさまたちがドラマの話をしていて、私はてっきり「流星の絆/東野圭吾」(これもドラマ化されていたので)の話だと思って聞いていたのですが、あぁ、よく考えたら違うなと気付き、ドラマが面白いなら原作は間違いなく面白いなということで読み始めたわけです。

【ストーリー】
死んじゃってもいいかなあ、もう・・・。38歳・秋。その夜僕は5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして---自分と同い年の父親に出会った。時空を超えてワゴンがめぐる人生の岐路になった場所への旅。やり直しは叶えられるのか?

主人公はリストラされ失業中。妻はテレクラで男性漁り。息子は中学受験に失敗し不登校さらに家庭内暴力。故郷の父親は末期がんで親子関係はうまくいっていない。おそらく人生のどん底にいる主人公・・・。
ワゴンはそんな主人公を大切な場所に連れて行ってくれる、人生の分岐点だったかもしれない場所へ・・・というファンタジーです。いわゆるタイムスリップもの、と言っていいでしょうか。とっても不思議でとっても身につまされるお話でした。

あのときああしていればよかった、とかどうしてあんなこと言ってしまったんだろう、とか後悔は数え上げても数え切れない。もし自分の人生の分岐点に連れて行ってあげる、やり直させてあげる、と言われても困ってしまう。どこがどう間違っていたのか自分ではわからないし今さらやり直したいなんて思わない。逆にやり直せと言われたらつら過ぎてまいってしまう。なかったことにしてしまいたい自分の恥ずかしくてダメダメな過去をがんばって引き出しにしまうことができたのに、さあそれを引き出しから出して向き合ってみましょうなんて言われても途方に暮れてしまう。

主人公は旅の中でそんなつらい経験をしていくんだけれど、家族とちゃんと向き合ってこなかった自分に後悔しやり直したいと思うようになります。家族を自分の力で少しでも幸せにしたいと思うようになります。

結局、人生をよくするのも悪くするのも自分の気持ちの在り方次第なんだなと思う。自然に出来上がってしまったように見えても実は自分の言葉一つ、行動一つでどのようにも変わっていけるんじゃないか、変えられるんじゃないかとこの本を読んで思いました。

過去の後悔はそっとしまっておいて、この先後悔で引き出しがいっぱいになってしまわないよう、思慮深く思いやりのある言動を心がけたいと思います。

物思いにふけってしまったお盆連休2日間。
「流星ワゴン」オススメで〜す。
| 本の話 |
確証バイアス
4つ葉のクローバー
この週末は27時間テレビを時々見つつ、合間に「シャドウ/道尾秀介」を読んでいました。

主人公の男の子の父親が大学院で精神病理学を学んでいたという設定なので、病気のことや精神的なものの考え方などの説明がいろいろ出てきました。その中の「確証バイアス」という言葉が興味深かったのでご紹介します。

まず「バイアス」とは。
歪み、あるいは偏りという意味を持つ単語。思考にバイアスがかかることで人は物事を正確に判断することができなくなる。
実物を見ないでコインの絵を描かせたとき、裕福な家の子供は実際よりも小さく描き、貧困層の子供は大きく描くがこれもバイアスによるもので、それぞれの子供の持つ金銭感覚の偏りが正確な判断を狂わせているそうです。

では「確証バイアス」とは。
ある人が何かを確信してしまっているときに生じます。その人は周囲の情報の中から自分の確信に合致するものだけを集めようとし、また逆に反証となる証拠の収集は避けようとする傾向を持つ。結果、物事に謝った判断を下してしまう。
たとえば、「女性ドライバーは運転が下手だ」という思い込みを持つ人は、運転の下手な女性ドライバーばかりが目につき、逆に上手に運転している女性ドライバーの存在は目に入らない。
たとえば、雑誌の占いが当たってしまうのも同じ理屈で、占いコーナーに「予期せぬ人と会う」だの「小さなミスをする」だのと書いてあれば、占いを信じている人は自分の生活の中のその部分だけを想起し「当たっていた」と考えてしまう。「確かに○○さんと偶然会ったし××の失敗をした」と思ってしまう。普通に生活していれば誰だって一人くらい予期せぬ相手と会うし、小さなミスもするものなのにそんな単純なことにさえ気づかなくなってしまう。

誰しもひとつくらい思い当たるふしがあるのでは?
よく晴れ男、雨女なんてことを言っている人いますね。「私って雨女なんだよね〜」と言っている人、あれも確証バイアスでしょうか。その女の人の上にはいつも黒い雨雲がもくもくしている、その人の周りはいつも雨が降っているというならあぁ雨女だなと認めるけれど、その時のその雨という天候をいったい何万人の人が体験しているのかということです。私のせいで雨になったなんておこがましすぎる。
私もよくあります。通勤時、私が外に出て自転車をこぎ出すと雨が降り出す、またはさっきまで小雨だったのに急に土砂降りになる、ということが。でもそれはただの偶然で私が招いていることではない。それが不快な経験なので印象に残っていて多いと感じてしまっているだけなんでしょうね。
血液型による性格診断もそうなんでしょうか。その人の一部分の性格を見つけ出し血液型に当てはめてしまっているのかもしれません。

自分の「確証バイアス」を探してみたら目から鱗、なんてことがあるかも。自分の思い込みや偏見に気づくことができるかもしれませんね。

話変わりますが、27時間テレビの歌のコーナーであのMayJが「嘆きのボイン/月亭可朝」を歌い上げていて面白かったです。YouTubeにアップされたら観てみてください。笑えるしちょっと感動します。
| 本の話 |
森に眠る魚
4つ葉のクローバー
最近はDVDで映画やドラマを観ることにハマっていますが、そんな合間を縫って本を読んでいました。やっぱり活字がなきゃ。

読んでいたのは「森に眠る魚/角田光代」。
ストーリーは、最初は仲の良かったママ友たちが子供の小学校受験をきっかけに崩壊していくというお話で、とっても面白かったです。子育てをしたことのある女性なら誰もが共感できる部分があるのではと思いました。孤独感、嫉妬心、猜疑心などが渦巻きかなりダークな内容で、私も子育てをしていた頃の辛さを思い出し胃がキリっとなりました。男性にはわかんないだろうな〜、ママ友同士の付き合いの大変さなんて。私は苦手でしたね。

この小説は1999年に実際に起こった文京区幼女殺人事件(お受験殺人と呼ばれた)をモチーフにしていることを読んでから知りました。
お受験殺人、そんな事件あったっけ、という記憶力の無い私。
小説の中では母親たちが壊れていく様が細かく描かれていて面白いんだけれど息が苦しくなりました。

衣服は洗っても洗ってもまた汚れ、部屋は片付けても片付けてもまた散らかる。退屈で平凡なくり返し。毛嫌いしているその退屈なくり返しが実は幸せだったりする。
この世が終わってしまうくらいショックな出来事が自分に起こったとしても、世界は終わりはしない。どんなに辛くても生きていくしかない。どんな幸せそうな人にも闇の部分はあるはずで、私にも闇はもちろんあっていかにこの闇と折り合っていくか、その葛藤が生きていく辛さなのではないか。

な〜んてことを考えた日曜日の午後でした。あ〜暑い。夏ですね。
「森に眠る魚」オススメで〜す。
| 本の話 |
ソロモンの偽証 読破
4つ葉のクローバー
「ソロモンの偽証/宮部みゆき」読み終わりました。
全6巻なり〜。

この本を読み出したのは結構前だったのになかなか読み進めることができずにいました。というのも、この本の世界に入れなかったからなんですけど、はっきり言って3巻目までは面白くなかった。テンポもゆっくりだし説明も多いし、つまりはこの大作を成功させるためには地固めをしっかりしなければ成立しないというのはわかるのだけれど長かったです。

しか〜し、3巻目終わりくらいからだんだん面白くなってきて、そうなるともうやめられない。朝起きて夜寝る直前まで読みっぱなしの生活でした。ただあまりの怠惰さにこれはいかん!と、掃除はちゃんとし、お化粧も出かけないのにちゃんとし、ご飯もいちおう作り、というかろうじて人間らしい生活は送っていたつもりです。言い訳がましいですね。せっかくの連休なのにもったいない、という声が聞こえてきそう、あー、耳が痛い。

でもでもとっても面白かったです。
ストーリーは、中学校で起きた同級生の転落死は自殺か他殺かを中学生自ら裁判を行い真実を暴いていくというもので、かなり突拍子もない話だし、中学生が大人顔負けの裁判を進めていく様はありえないくらいだけれど、そんなこと平気で脇に置いておけるくらい力強く、胸に突き刺さるお話でした。

親は子供を選べないし、子供も親を選べない。容姿も選べない。持って生まれた才能も選べない。でもみんな平等に生きていかなければいけない。可愛くて頭が良くてお父さんお母さんも立派で家も裕福な人と、ブスで頭の出来が悪くてお父さんは暴力を振るいお母さんは口うるさいそして家は貧乏な人と、どっちに生まれたい?答えは決まっているけれど私たちは選ぶことはできない。人生って残酷だなと思う。

つらい場面も多々ありますが、救われる場面も同じくらいあり、つらい話なんだけど最後は気持ちのいい終わり方をしてくれるので後味は悪くありません。学校の在り方やいじめ問題など考えさせられることも山盛りなので、ぜひ学生諸君に読んでほしいと思いました。

現在映画上映中ですが、前篇後編の2部作のすでに後編に入っており、もういまさらですね。全然観るつもりなかったのに、どう描かれているのかとっても気になっています。残念。

ようやく読書三昧から解放された(ほんとに解放された気分)ので明日は映画を観に行ってきます。ではまた明日ご報告を。
 
| 本の話 |
引き寄せの法則
4つ葉のクローバー
私の庭アピタへ買い物に行く途中、相変わらず人がぞろぞろ歩いていました。年始以来の羊神社大盛況はとどまるところ知らずのようです。初もうでっていったいいつまでOKなんでしょうか。

家に戻り「まだ人がぞろぞろ歩いているよ」と子供に報告し、「何たって12年に1度っきりだもんね」などと話をしていて「あれ、来年はなに年になるのかな」となって「ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ・・・」「あれ?ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ・・・」「さる?」「ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる・・・?」
結局わからずネットで調べ「・・・さる、とり、いぬ、い、だって〜」
「さる、とり、いぬ?桃太郎じゃん」「ほんとだ〜、今まで気づかなかった、わはは」
という平和な会話をしていました。

そうなんですね、我が家はとっても平和だ。

しばらくブログ更新をしていませんでしたが、私がもがき苦しんでいた負のスパイラルから抜け出せたことをご報告します。

抜け出すきっかけとなったのは、ちょっと前に美容師さんが勧めてくれた本です↓
「ザ・シークレット/ロンダ・バーン」

「引き寄せの法則」について書いてあり、頭では理解できるんだけれどこれを実行するのは難しいな、と思ったので理解を深めるため他に同じような本を3冊買いました。

「ザ・キー/ジョー・ビタリー」
「ザ・マジック/ロンダ・バーン」
「ザ・パワー/ロンダ・バーン」

「引き寄せの法則」って?簡単に言うとプラスの思考にはいい事が引き寄せられるし、マイナス思考には悪い事が引き寄せられる、ということ。だから幸せになりたかったら前向きな考えでいましょう、ということです。
前向きになるためにはどうすればいいか。それは「愛」を持つこと。否定的な考えには愛は無い。だからその逆で常に愛を感じていれば前向きでいられるということです。
じゃあ「愛」って何?愛って大きなくくりの言葉だけれどそこには「感謝」「歓び」「情熱」「興奮」「熱意」「希望」「満足」という感情がぶら下がっているので、それを感じていられたら前向きでいられる、ということ。

4冊も買ってまだ半分も読めていませんが、その中でいいな〜と思ったのが、
「自分の人生は自分で決められる」という考えです。つい周りの環境や人のせいにしてしまいがちだけれど、いいことも悪いこともすべて自分が作り上げたもの。逆らえない運命というのは実はただの思い込みですべては自分次第だということ。

そして私の気に入った言葉がこれです↓
「いまいる現実を愛しましょう」

確かにそうだ。私はいつの間にか忘れてしまってました。自分がどんなに恵まれているかということを。今に感謝することを。今に満足できない人にもし素敵なことが起こってもきっとそういう人は満足できないままだ。まず今の現実を受け止め感謝しよう。そこから始めよう。

私は常に問いたい。「そこに愛はあるのか!」
(本とニュアンスがかなり違ってるかも)

と、ざっくりですがこんなことに思いを馳せていた今日この頃です。
今年はいい年になります!
| 本の話 |
本の虫2
4つ葉のクローバー
14日の選挙に向けてあちこちで街頭演説が真っ盛り。
先週は2回、河村市長が応援演説しているのを見かけました。が、人気ないですね河村さん。「名古屋市長の河村ですよ〜」と人集めしてましたがほとんど立ち止まる人もなく、人寄せパンダになり切れないおじさまが少し哀れでした。
いつも誰を選んだらいいのか途方に暮れますが、今回は本当に困る。何のための選挙かも全然わからない。やたら選挙ばっかりして税金無駄遣いすんじゃねぇばかやろー!と夕日に向かって叫びたい。

そろそろ読む本が無くなってきてしまい、今ラス1の「鳥人計画/東野圭吾」を読んでいるところです。来週あたりMOZOの中古本屋さんへ買い出しに行こうかしらと本棚の前に座り本をチェック。読んだ本をざっくりとでも頭に入れておかないと結構やっちゃうんですよね、同じ本を買ってきてしまうという失敗を。「結構面白かった」くらいだとタイトルと内容が結びつかず、読み始めて「あれ?これって…。」と気付くことになるわけです。

チェックしてみると「映画化またはドラマ化された作品は面白いに違いない」目線で買った本が他にもありました。

犯人に告ぐ(上下)/雫井 脩介
臨場/横山秀夫
半落ち/横山秀夫
カラスの親指/道尾秀介
レディー・ジョーカー(上中下)/高村薫
ツナグ/辻村深月
博士の愛した数式/小川洋子


今までは宮部みゆきや東野圭吾など好きな作者の作品を読むことが多かったですが、それだと本も限られてしまう。なので有名な作品を読み面白ければその作者の他の作品も読んでみよう、という選択をするようになってから選択肢が広がりました。横山秀夫作品は気に入って他にも何冊か読みました。

昨日、本と映像化したものが同じくらい面白い作品として「容疑者Xの献身」をあげましたが、「博士の愛した数式」もそうですね。何年か前に映画を観て「なんて心温まる素敵な映画なんだろう」と感動し、今年ようやく原作を読んだのですが、やはり心温まる本当に素敵な作品でした。受ける印象がまったく同じという意味で、映画を作った小泉堯史監督に拍手。原作の世界観を丁寧に表現してくれてありがとうと言いたいです。

「博士の愛した数式」をまだ観ていない方、お正月休みにぜひ。
| 本の話 |
本の虫
4つ葉のクローバー
23日のギターイベントが終わってから2週間、時間が許す限り本を読んでいました。あっという間に3冊!読んだのは下記の本です↓

夜行観覧車/湊かなえ
ジョゼと虎と魚たち/田辺聖子
ストロベリーナイト/誉田哲也

実はギターイベントまでの1か月半ほど本断ちをしていました。なぜなら私の場合、本を読みだすと休みの日などは一日中読んでしまい、他ごとをしなくなってしまうから。つまりギターの練習などまったくしなくなるから、です。本断ちをしてたからってその分ギターの練習をしていたかというとそうでもないんですけどね。『まったくしなくなる』状態をとにかく避けようと思いました。

その反動でしょうか。イベントの打ち上げが終わって家に帰るとすぐに読み始めました。へとへとだったのですぐに寝てしまいましたが、久しぶりの読書がうれしかった。

今回の3冊はどれも当たり!今日読み終わった「ストロベリーナイト」は最初から最後までずっと面白くいっきに読んでしまいました。この作品はドラマにも映画にもなっていますが私は観たことがなく、主役を竹内結子がやっている、という程度の知識しかありませんでした。だから読み終えるとすぐ、あの役は誰がやっているのかしら?とキャスト調べをし、菊田刑事が西島秀俊?カッコよすぎじゃない?とか井岡刑事は生瀬勝久か〜、はまり過ぎでしょ、とか映像化された作品はそういうのも楽しみのひとつになっています。

最近の私の本の選び方はズバリ!「映画化またはドラマ化された作品は面白いに違いない」というミーハー的な目線によるもので、この方式にしてから本選びに失敗しなくなりました。どれも間違いなく面白い!

ミーハー目線で買った本↓

藁の楯/木内一裕
ビブリア古書堂の事件手帖/三上延
福家警部補の挨拶/大倉 崇裕
謎解きはディナーのあとで/東川篤哉
八日目の蝉/角田光代

ざっと思い出しただけでもこれだけ。さらにシリーズが出ていればどんどん買い足してたので結構な本を読んでました。そしてほとんどの作品の映画やドラマは観ておらず、やはり読み終わったあとに「あの役は誰がやっているのか」というキャスト調べに入るわけです。ビブリア古書堂の栞子さんが剛力彩芽?ありえねぇ〜!藁の楯の白岩が男じゃなく女?しかも松嶋菜々子?どうしてそうなっちゃうのよ〜!などたいていは映像化された時点で作品が台無しになってしまったことを知るのです。

いい作品を作りたいというよりは作品をヒットさせたいという映画会社やテレビ局の思惑により、有名で話題になりそうなキャスティングに走ってしまうがための失敗。そう思うと「容疑者Xの献身」は本当に上手く映画化されているなと感心します。本も映画もどっちも同じくらい面白いってなかなか無い。売れっ子がいっぱい出てたのに面白かったのは脚本がよかったからだな…、って評論家気取り!

ストロベリーナイトの最後に印象的なせりふがありました。
「いいか。人間なんてのはな、真っ直ぐ前だけ向いて生きてきゃいいんだよ。」
本を読んでないとなんのこっちゃですが、私の心にズシンと響く言葉でした。上だの下だの右だの左だの余計なとこばっかり見てないで真っ直ぐ前だけ見て生きていく。前だけ見て生きるって難しいな、でもそれができたらもっと強くなれるかな、などと思いに暮れる読書の秋なのでした。
だからもう冬だってば!
| 本の話 |
さよなら、ベイビー
 4つ葉のクローバー
今日は一日中本を読んで過ごしました。
読んだのは『さよなら、ベイビー/里見蘭:著』です。

先週、ギタークラブのNさんがCDと共にこの本をプレゼントしてくれたのですが、ここしばらく眼精疲労がひどいために読書を止めており、「ありがとう」と言ったもののいつ読めるかな〜と内心思っていました。

昨日のクラブの帰り、「本読みました?」とNさんに声を掛けられドキッ。5〜6ページだけ目を通しなかなか面白そうだなと思ったものの暇もなくそれきり。
Nさんは決して催促のために質問したわけではない、とわかっているもののなんとな〜く後ろめたい気持ちになり、帰る早々本に目を通しました。

この『さよなら、ベイビー』はミステリーのジャンルに当たり、とても読みやすかったです。何と言っても私は99%ミステリーしか読まない人間ですから。
ミステリーらしく仕掛けがしてあり、最後は「そっかー、ひっかかっちゃったなー」とつぶやき、途中まで悲惨な話だと思っていたのに最後はちゃんと救いがあり後味も悪くないし、なによりとても面白かった。そして泣けました。
ただ、感動ものにありがちな登場人物が実はいろいろなところでつながっていた、というのがこの話にもあり、やりすぎじゃないの?設定狭すぎじゃないの?と興ざめする部分もありそこが残念だったかな〜。

本と言えば毎週土曜日に通っている整形外科で、ず〜っと『宇宙兄弟』という漫画を読んでいるのですがなかなか進みません。患者さんいっぱいの割に案外待たされないのでまとめて読むことができずいまだ3巻目(全部で16巻あるのに)。
先週はドリンクバーの紅茶を汲んで席に着き、「どこまで読んだかな〜」と確認し、2ページ読み進めたときに「○○さ〜ん」と呼ばれました。

確かに整形外科で暇を持て余すことがないですが、気になる、『宇宙兄弟』が。早く読みたい。なので思い切って漫画喫茶に行って全巻読んでしまおうかと思案中です。
普段漫画はまったく読みませんが漫画もたまにはいいな〜と気付かせてくれた『宇宙兄弟』であります。おススメ〜。
| 本の話 |
明日は今日と違う自分になる
 4つ葉のクローバー
今週はずっと仕事が忙しく、根を詰め過ぎて体ががちがち。体をほぐしに整形外科へ行きました。

病院は大変な込み具合で1時間くらいの待ち。ええ、全然待ちますよ、と2階のカフェラウンジへ行き、ドリンクバーで熱い紅茶をコップに注ぎ、本棚から本を選んで優雅なお茶タイムの始まりです。これが病院ですか〜。

選んだのは『仕事は楽しいかね?』という本です。仕事は楽しいかって?そんなこと聞きますか?と挑発に乗ってみましょうとばかりに読み始めました。

内容は、飛行場で足止めされたビジネスマンと老人のお話で、仕事に不満を持つビジネスマンに仕事での成功者である老人がアドバイスをする、というものでした。
結局30分ほどで名前を呼ばれてしまったのでそれほど読めていないのですが、印象に残った言葉があるのでご紹介します。

「明日は今日と違う自分になる」

人は目標を持ちたがるもので、1年後はこれができるようになる、とか5年後はこんな自分になっている、など未来の目標設定をしたがるものです。まあ目標を立てて安心してしまう、または安心したいとも言えるのですがこれがよくない。
そんな先のことなんか考えず、明日のことを考える。どんなことでもどんなささいなことでもいいので今日より明日の自分のほうがよくなっていること。これは簡単なことではなく努力が必要で、しかも毎日のことなので息が抜けないですね。でも素敵な言葉だなと思いました。やってみよう。

あと、「試してみることに失敗はない」という言葉も印象に残りました。
問題は失敗することではなくチャレンジしないこと、チャレンジをやめてしまうこと。やってみたいと思ったらとにかくやってみよう。うまくいかなくてもそれは失敗ではないのだ。「失敗」ではなく「確認」「見極め」と思えば重い腰も上がるかも。うん、いいね〜このノリ。

さらさらっと読んだ内容を思い返して書いているのでひょっとしたら私なりの解釈になってしまっているかもしれませんが、新年も近いことだし?これからも進化し続けていこうと思いました。進化していけるかどうかは自分の心掛け次第、年齢なんて関係ない。

と気持ちを新たにしつつ、病院へ来る途中、荒い運転をしてしまいあやうく事故りそうになり大汗をかいたことを思い出しました。いかんいかん、事故はもうこりごり。年末で浮足立った気持ちを引き締め安全運転でいきましょう。明日の自分のためにも。
| 本の話 |
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