IXYgirlのエトセトラ

「ギターミュージッククラブ」HPの管理人、IXYgirlのブログです。
ギターとはあまり関係のない内容になっていますのでご了承ください。
「火花」を読んでみた
4つ葉のクローバー
今日はあのベストセラー「火花/又吉直樹」を読んでいました。
連休前に同じ職場のマイコさんに借り、私は代わりに「ソロモンの偽証」全6巻を貸してあげたので、お互い読書の夏です。

読者レビューは賛否両論らしいですね。意見がわかれるの、わかります。
私は純文学というジャンルをほとんど読んでいないのでピンとこないのかと思いましたが、同じように感じた人は多いみたいです。

まず文章に力強さがない。稚拙な感じがしました。言葉のチョイスがイマイチイマニ。素人以上プロ未満という感じ。
私がどうして本を読むのが好きかというと文章に飲み込まれたいから、力強い文章にぐいぐい引っ張られたいから、です。この本にはそれがなかった。

ストーリーはお笑い芸人同士の師弟愛やコンビ愛の日常を淡々と描いていて、お笑い芸人が普段言ってそうな会話がたくさん出てきます。私はお笑い大好きなのでじんわり来る笑いを面白いと思ったのだけれど、年配の方、お笑いに興味のない方はどう思ったか気になりました。お笑いに興味がなかったらなんのこっちゃ、という会話だらけでした。

小説というよりは又吉直樹のエッセイ、と捉えると抵抗なく読めました。
これが芥川賞受賞作?!いいんでしょうか。

と毒だらけの感想を述べてしまいましたが、実は号泣しました。最後、涙が止まらなくてずっと泣いていました。つまり感動してしまったということです。稚拙なのに。イマイチなのに。

小説の良しあしは置いておいて、今回のこのフィーバー、単純にうれしいです。大勢の人が本を手に取ってくれたことがうれしくてしょうがない。(って出版社関係者か)
又吉さんにはどんどん書いていってほしい。そして出版業界を盛り上げていってほしいです。(ってやっぱり出版社関係者か)

私今までこのブログでいろいろ本を紹介してきましたが、もし読んでみたい本があったら言ってください。お貸しします。なんでしょうねー、少しでも読書に親しんでもらえたらいいなと思いました。

暑いときこそクーラーの効いた室内で読書、でしょ。
インドアばんざい!
| 本の話 |
流星ワゴン
4つ葉のクローバー
昨日から5連休に入りました。GWの12連休を考えると5連休なんてまばたきほど一瞬だと思ってしまう。きっと日曜日には5日間なにやってたんだろうと反省猿になっていることでしょう。だって今日はすでに2日目。この2日間なにやってた?

「流星ワゴン/重松清」を読んでいました。
ギター合宿へ行ったとき「流星ワゴンよかったよね」とおじさまたちがドラマの話をしていて、私はてっきり「流星の絆/東野圭吾」(これもドラマ化されていたので)の話だと思って聞いていたのですが、あぁ、よく考えたら違うなと気付き、ドラマが面白いなら原作は間違いなく面白いなということで読み始めたわけです。

【ストーリー】
死んじゃってもいいかなあ、もう・・・。38歳・秋。その夜僕は5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして---自分と同い年の父親に出会った。時空を超えてワゴンがめぐる人生の岐路になった場所への旅。やり直しは叶えられるのか?

主人公はリストラされ失業中。妻はテレクラで男性漁り。息子は中学受験に失敗し不登校さらに家庭内暴力。故郷の父親は末期がんで親子関係はうまくいっていない。おそらく人生のどん底にいる主人公・・・。
ワゴンはそんな主人公を大切な場所に連れて行ってくれる、人生の分岐点だったかもしれない場所へ・・・というファンタジーです。いわゆるタイムスリップもの、と言っていいでしょうか。とっても不思議でとっても身につまされるお話でした。

あのときああしていればよかった、とかどうしてあんなこと言ってしまったんだろう、とか後悔は数え上げても数え切れない。もし自分の人生の分岐点に連れて行ってあげる、やり直させてあげる、と言われても困ってしまう。どこがどう間違っていたのか自分ではわからないし今さらやり直したいなんて思わない。逆にやり直せと言われたらつら過ぎてまいってしまう。なかったことにしてしまいたい自分の恥ずかしくてダメダメな過去をがんばって引き出しにしまうことができたのに、さあそれを引き出しから出して向き合ってみましょうなんて言われても途方に暮れてしまう。

主人公は旅の中でそんなつらい経験をしていくんだけれど、家族とちゃんと向き合ってこなかった自分に後悔しやり直したいと思うようになります。家族を自分の力で少しでも幸せにしたいと思うようになります。

結局、人生をよくするのも悪くするのも自分の気持ちの在り方次第なんだなと思う。自然に出来上がってしまったように見えても実は自分の言葉一つ、行動一つでどのようにも変わっていけるんじゃないか、変えられるんじゃないかとこの本を読んで思いました。

過去の後悔はそっとしまっておいて、この先後悔で引き出しがいっぱいになってしまわないよう、思慮深く思いやりのある言動を心がけたいと思います。

物思いにふけってしまったお盆連休2日間。
「流星ワゴン」オススメで〜す。
| 本の話 |
ギター腕前貯金
4つ葉のクローバー
逃げ道ありで始めた「ラルゴとロンド」。
今日二重奏の練習があったのでさっそく合わせてみました。完成には程遠いんですけどね、思ったより弾けてました。間に合うかどうかは私の努力次第でしょうか。

この曲を久しぶりに弾いてみて思ったことが2つあります。

ひとつは、私のギターの腕前はやはり上がっているということ。毎回新しい曲を始めると「上手くなっている」と感じます。

今年に入ってからの私のギターへの怠惰ぶりはひどいもので(前からひどかったですが)、1週間のうちギターに触るのは2〜3時間、という日々でした。土曜日のクラブ練習へ行かなければ2週間に2〜3時間、家ではケースからギターを取り出しさえしていませんでした。それなのに腕前が上がっている!

今までいろいろな曲をやってきてその中には難しい曲もあったのだけれど、とにかく「とことん」納得するまでやりたい私はその都度「とことん」曲に入り込んで練習してきました。音色だったり曲調だったり曲の世界観だったりをおそらく他の人が想像している以上に追及して練習してきました。そんな熱い時期は1年間のうちのほんのいっときなんですけど、それが私の貯金になっているのかなと思いました。

練習は「量」ではなく「質」が大事。「質」を伴わない練習はいくらやってもダメだと思う。な〜んてここ2、3日ギターを触っているので急に偉そうなことを言いたくなりました。単純!

そしてもうひとつ。

私のギターのやる気を触発してくれるのはジョン・ウィリアムスだということ。
ジョンに憧れジョンのように弾いてみたいと思う気持ちがずっと私の中には変わらず存在しているんだと気づきました。他の人じゃダメなんですよね。やっぱりジョンなんだな。あの音とあのピーンと芯の通った演奏が大好きなんだなと改めて思いました。

少しでもジョンに近づくことができるよう11月までは気合を入れて練習しようと決めました。逃げ道なしです。
といっても平日は余裕が無いので休日にがんばりますか。読書とDVDも封印とまではいかないけれど少し量を減らそうかなと思います。

神ジョン、ばんざい。
| ギターの話 |
今年の目標(逃げ道あり)
4つ葉のクローバー
今年に入ってから白髪がポツン、ポツンと目立つようになりました。たまに1本生えているのを見つけては抜く、という程度だったのにこの1週間の間にびっくりするくらい増えていて愕然。音にしたら「バババ」、いや「ボボボ」かな。とにかく勢いよく白髪が生えてきた感じです。

何かすごく恐ろしいことがあったのか、はたまたものすごいストレスを感じるようなことがあったのか。時期的にはギター合宿?!いや、深く掘り下げるのはやめておこう。単純に年を取っただけ、いっきに老けただけなんでしょう。

ギターといえば、あまりにもギターに身が入らずあまりにもギターを触っていないと気づいてはいたのですがこれでは11月まで気持ちが続かないなと思いまして、今年の目標を立てることにしました。もう半分過ぎちゃいましたけどね。

11月のギター音楽祭で「ラルゴとロンド/カルリ」をやれたらいいなと考えています。大好きな曲なんだけれど、たまに練習してはすぐ挫折する、を繰り返しまともに弾けたことは一度もありません。
この曲はジョンとブリームの二重奏が有名で本当に名演だと思う。あんなふうに弾けたら素敵。去年もやはり憧れだったジョンとブリームの「オリエンタル」に挑戦しかなり頑張って練習したので、今年もなにか頑張れる目標がほしいなと思いました。仕事もそうだけれど、やらされていると思ってしまうと本当につらいしむなしいです。私のやる気の無さは頼まれたからやっていると思ってしまっているからかもしれません。だからもっと積極的に自分のしていることに付加価値をつけていこうと決めました。

と言ってもあと3か月か〜。間に合うかな。スイッチが入ったらとことん頑張るたちではありますが、今のところ自信は無いので逃げ道を確保しつつ11月までやれるだけやってみようと思います。
逃げ道を確保って!ええ、逃げ道は大事ですよ。それくらいの気持ちで頑張りま〜す。
| ギターの話 |
確証バイアス
4つ葉のクローバー
この週末は27時間テレビを時々見つつ、合間に「シャドウ/道尾秀介」を読んでいました。

主人公の男の子の父親が大学院で精神病理学を学んでいたという設定なので、病気のことや精神的なものの考え方などの説明がいろいろ出てきました。その中の「確証バイアス」という言葉が興味深かったのでご紹介します。

まず「バイアス」とは。
歪み、あるいは偏りという意味を持つ単語。思考にバイアスがかかることで人は物事を正確に判断することができなくなる。
実物を見ないでコインの絵を描かせたとき、裕福な家の子供は実際よりも小さく描き、貧困層の子供は大きく描くがこれもバイアスによるもので、それぞれの子供の持つ金銭感覚の偏りが正確な判断を狂わせているそうです。

では「確証バイアス」とは。
ある人が何かを確信してしまっているときに生じます。その人は周囲の情報の中から自分の確信に合致するものだけを集めようとし、また逆に反証となる証拠の収集は避けようとする傾向を持つ。結果、物事に謝った判断を下してしまう。
たとえば、「女性ドライバーは運転が下手だ」という思い込みを持つ人は、運転の下手な女性ドライバーばかりが目につき、逆に上手に運転している女性ドライバーの存在は目に入らない。
たとえば、雑誌の占いが当たってしまうのも同じ理屈で、占いコーナーに「予期せぬ人と会う」だの「小さなミスをする」だのと書いてあれば、占いを信じている人は自分の生活の中のその部分だけを想起し「当たっていた」と考えてしまう。「確かに○○さんと偶然会ったし××の失敗をした」と思ってしまう。普通に生活していれば誰だって一人くらい予期せぬ相手と会うし、小さなミスもするものなのにそんな単純なことにさえ気づかなくなってしまう。

誰しもひとつくらい思い当たるふしがあるのでは?
よく晴れ男、雨女なんてことを言っている人いますね。「私って雨女なんだよね〜」と言っている人、あれも確証バイアスでしょうか。その女の人の上にはいつも黒い雨雲がもくもくしている、その人の周りはいつも雨が降っているというならあぁ雨女だなと認めるけれど、その時のその雨という天候をいったい何万人の人が体験しているのかということです。私のせいで雨になったなんておこがましすぎる。
私もよくあります。通勤時、私が外に出て自転車をこぎ出すと雨が降り出す、またはさっきまで小雨だったのに急に土砂降りになる、ということが。でもそれはただの偶然で私が招いていることではない。それが不快な経験なので印象に残っていて多いと感じてしまっているだけなんでしょうね。
血液型による性格診断もそうなんでしょうか。その人の一部分の性格を見つけ出し血液型に当てはめてしまっているのかもしれません。

自分の「確証バイアス」を探してみたら目から鱗、なんてことがあるかも。自分の思い込みや偏見に気づくことができるかもしれませんね。

話変わりますが、27時間テレビの歌のコーナーであのMayJが「嘆きのボイン/月亭可朝」を歌い上げていて面白かったです。YouTubeにアップされたら観てみてください。笑えるしちょっと感動します。
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